バードリサーチニュース

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    毎年お送りしているバードリサーチの年報に使用する写真は会員の皆様から提供して頂いています。今年も、5回目となる写真コンテストを実施しました。 今年は「小鳥」というテーマで募集したところ、186点の作品をご応募いただきまし… 続きを読む

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     2017年9月21日,オオタカが種の保存法の「国内希少野生動植物種」から解除されました。これまでの保護活動の成果として喜ばしいことですが,オオタカが開発圧の高い平地から低山にかけての樹林に生息し,そうした場所の保全活動… 続きを読む

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     シマクイナはこれまで稀な冬鳥とされていた鳥ですが,プレイバック法という調査手法が確立して,関東で越冬していることが明らかにされ(高橋ほか 2018,福田ほか 2019),九州でも越冬していることが示唆されていました(北… 続きを読む

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     皆さんのまわりでツグミは見られるようになりましたか? 季節前線ウォッチには,9月30日に最初の記録が届き「今年は早いかも」と思っていたのですが,バードリサーチ事務所の周辺で見られたのは,例年より遅めの11月19日でした… 続きを読む

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     身近な鳥をモニタリングする「ベランダバードウォッチ」はバードリサーチ設立当初から行なわれている調査で,今年で18年目となりました。先日,その調査結果をまとめてホームページに公開しましたが(平野 2022),スズメ,ツバ… 続きを読む

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     去年のバードリサーチニュースで2020/21年冬はトモエガモが多かったという紹介をしましたが、昨シーズン(2021/22年)も各地でトモエガモの大きな群が観察されました。昨シーズンのトモエガモの記録地点を図1に示します… 続きを読む

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     当たり前のことを言うようですが、鳥が花の蜜を吸えるのは、花が蜜を分泌するからです。それでは、花はなぜ蜜を分泌するのでしょうか?…それは、蜜を目当てに花に訪れる鳥や虫たちに、花粉をつけて運んでもらうためです。植物は花粉を… 続きを読む

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     夏の夕暮れ、軒下の巣を離れたツバメは渡りに備えて栄養を蓄えるため昼間は虫を捕り、夕暮れになると大群でヨシ原にねぐら入りします。ねぐらにはどれだけのツバメが集まるのか知りたくなりますが、ぐるぐる飛び回り、一度ヨシ原に入っ… 続きを読む

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     バードリサーチでは,環境省のモニタリングサイト1000事業と連携して,埼玉県の秩父演習林のブナ林で,ヤマガラの繁殖時期のモニタリングをしてきました。この調査は2010年から継続して実施してきたのですが,ここ2年は,演習… 続きを読む

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     カワウはこの数十年の間に分布と個体数が急増しており、全国鳥類繁殖分布調査でもその傾向が捉えられています(図1)。増えたカワウはアユなどの経済魚を捕食することで、特に内水面漁業において被害を訴える声が多くなりました。カワ… 続きを読む