バードリサーチニュース
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バードリサーチでは2004年の設立当初からカワウの調査と保護管理をしていますが,加藤や高木はそれ以前からカワウにかかわっています。たとえばカワウへのカラーリングの装着は1998年から行なっており,その成果が今回,論文に… 続きを読む
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北海道教育大学の三上研究室では,毎年学生さんたちが函館でカラス類の研究を続けています。昨年はハシブトガラスとハシボソガラスの利用環境の違いについての論文(廣部ほか 2021)を掲載しましたが,今回は,昨年の論文では,ち… 続きを読む
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ジョウビタキは冬鳥の代表種ですが,近年,日本でも繁殖するようになり,その分布は拡がっています(植田・植村 2021)。日本では人工構造物に営巣していることが明らかにされていますが(山路・林 2018),もともとジョウビタ… 続きを読む
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クイナ類はアシ原の中などに潜んでいて見つけにくいこともあり,これまであまり調査されてきませんでした。ところが最近はプレイバックをつかった調査手法の確立で多くの調査がされるようになり,BR誌でも毎巻のようにクイナ類の論文が… 続きを読む
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林道を歩いていると見かけるキイチゴ。誰が種子散布をしているのでしょうか? 実のなる時期があまり鳥が木の実を食べなさそうな初夏だし,人が食べてもおいしいだけに,哺乳類でしょうか? 西野さんと北村さんは石川県で自動撮影カメラ… 続きを読む
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全国鳥類繁殖分布調査の結果の中でスズメの減少が一番注目をあつめました。新聞でもたくさん取り上げられたので,見た方も多いのではないでしょうか? スズメは数の多い身近な鳥だっただけに注目されたのだと思いますが,この数の多い鳥… 続きを読む
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調査方法が確立して,今までその生息すら知られていなかった鳥の状況がわかってくる…。そんな鳥の 1つがシマクイナです。繫みの中に潜み,小さくて目立たない。そんな発見の難しいシマクイナの状況が,プレイバック法により調査できる… 続きを読む
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日本の鳥とその生息環境の変化を明らかにしようと2016年にスタートした全国鳥類繁殖分布調査。ついに調査を完了することができました。これだけ大規模な調査を完了することができたのは,調査に参加いただいた2,106人の皆さんの… 続きを読む
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最近は洋上風力発電所の計画も増えてきました。そうした計画の鳥への影響を検討するためには,鳥の分布状況の情報が重要です。陸上についてはバードリサーチが中心になって調査してきた全国鳥類繁殖分布調査の結果など,ある程度の情報が… 続きを読む
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「都会のカラスといえばハシブトガラス」これ,東京の常識です。しかし最近は東京の都心部にハシボソガラスが進出し始めていて,常識は変わろうとしています。 ハシブトガラスとハシボソガラスについては,ハシボソガラスが農地などの… 続きを読む