バードリサーチニュース
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春の「季節前線ウォッチ」では、夏鳥を中心にさまざまな鳥の初認と初鳴きの時期の調査を行っています。 これまでにも、初鳴きや初認のタイミングの経年変化パターンが報告数の変化に現れることが知られている( 2020年5月:1… 続きを読む
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○英名 Spotted Nutcracker ○学名 Nucifraga caryocatactes ○分類 スズメ目 カラス科 ○羽色 雌雄とも体羽は濃い焦げ茶色で,頭頂から上頸を除き白色の斑点がある.下尾… 続きを読む
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シマアオジはユーラシア大陸の広範囲で繁殖している渡り鳥で(図1)、繁殖分布域の全体で個体数が急減していることが心配されています。日本でも以前は北海道の草原で比較的普通に見られ、鳥類繁殖分布調査によると1974-78年に… 続きを読む
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自動撮影カメラ、ドローン、録音機、追跡機器などの進歩に伴い、野外調査の効率が格段に上がり、膨大なデータが得られる時代になりました。鳥類は音声でのコミュニケーションが非常に発達した生物で、録音機での調査がとても有効であると… 続きを読む
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2024年度もバードリサーチ調査研究支援プロジェクトへのご協力をいただき、ありがとうございました。その投票結果をとりまとめましたので、ご報告いたします。 2024年度は23件の応募の中から選ばれた8件と、バードリサー… 続きを読む
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ツグミの飛来時期はなぜ変動するのか?
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回復したハヤブサの分布 ハヤブサは全世界的に激減し,そして復活を遂げた鳥です。1960年代までにハヤブサをはじめとした猛禽類やサギ類など大型の鳥類は有機塩素系農薬の毒性による直接的な死亡,卵殻が薄くなることによるふ化率… 続きを読む
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2024年12月21–22日に、バードリサーチ鳥類学大会2024を開催しました。今回は口頭発表をなくしてポスター発表のみとし、バードリサーチ調査研究支援プロジェクトのバードリサーチ賞の受賞講演や新年度の調査研究プランのプ… 続きを読む
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著者の夏川さんたちは,生物が好適な生息場所を選ぶにあたって,土地表面の利用状態や植生(土地被覆)の重要性は,それが位置する土地の地形(標高や傾斜)によって異なり,その相互作用によって重要性が異なると考えました.そこで,… 続きを読む
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日本のイヌワシの個体数減少と繁殖成功率低下の問題に対し、全国規模で繁殖地の環境要因を分析した研究成果が公開されました。著者の木本さんらは、GISを用いて落葉広葉樹林面積、地形傾斜、道路からの距離、林業活動など6つの指標… 続きを読む