バードリサーチニュース

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    一次審査を経て、10件の調査研究プランが決まりました  2023年9月~10月に支援先となる調査研究プランの募集を行ない、20件の調査研究プランが集まりました。その中から支援先を決定するため、上田恵介立教大学名誉教授、金… 続きを読む

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    北海道では最優占種  アオジは,本州以南の多くの地域の人にとっては,冬はそれなりに見る普通種だけど,繁殖期は標高の高い場所などやや寒冷な場所で繁殖する鳥というイメージではないでしょうか。しかし,北海道ではイメージが違って… 続きを読む

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    ○英名 Eastern Crowned Leaf Warbler      ○学名 Phylloscopus coronatus ○分類 スズメ目 ムシクイ科 ○羽色  雌雄同色.体上面はやや明るいオリーブ緑色を帯び,翼… 続きを読む

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     今月は3本の論文を掲載することができました。鳴き声のAI認識の論文と巣箱カメラを使った沖縄のヤマガラの繁殖生態,そしてサーモカメラをつかった営巣調査の試みについての論文です。 佐藤匠・前川侑子・芳賀智宏・牛込祐司・町村… 続きを読む

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    最も分布の広い山のセキレイ  キセキレイはユーラシア大陸に広く分布する鳥です。日本でも繁殖期は島嶼部を除き,ほぼ全国に分布します(図1)。日本に広く分布するセキレイには,ほかにもセグロセキレイとハクセキレイがいますが,セ… 続きを読む

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    毎年お送りしているバードリサーチの年報に使用する写真は会員の皆様から提供して頂いています。今年も、6回目となる写真コンテストを実施しました。 今年は「ヒトの生活の中の鳥」というテーマで募集したところ、67点の作品をご応募… 続きを読む

    最優秀賞(ハッカチョウ)川上由希
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     昨年は2021/22年に国内で越冬したトモエガモの数が15万羽を超えたいう記事を書きましたが、これは各地の飛来地の最大値から推定した数だったので、越冬期間中にトモエガモが移動していると重複してカウントしている可能性があ… 続きを読む

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     コブハクチョウは西はヨーロッパから東は朝鮮半島までユーラシア大陸に広く分布している種ですが、日本に生息するコブハクチョウのほとんどは飼育個体が野生化した外来種だと考えられています。春になると卵を産んでヒナを育てる姿を見… 続きを読む

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     日本の鳥の公式目録は日本鳥学会が定期的に改訂しています。その第8版は現時点では2024年9月発行の予定です。この発行に先立ち,2023年9月30日に,掲載種のリストが公開されました。645種(+人為導入種47種)が掲載… 続きを読む

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      シカの影響で減少  コルリは中国南部から東南アジアにかけて越冬し,日本には夏にやってきて繁殖する夏鳥です。ブナ林などの比較的寒冷な森林で繁殖するため,本集中部以南では標高の高い森林に生息しますが,北東北や北… 続きを読む