バードリサーチニュース
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夏の夕暮れ、軒下の巣を離れたツバメは渡りに備えて栄養を蓄えるため昼間は虫を捕り、夕暮れになると大群でヨシ原にねぐら入りします。ねぐらにはどれだけのツバメが集まるのか知りたくなりますが、ぐるぐる飛び回り、一度ヨシ原に入っ… 続きを読む
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バードリサーチでは,環境省のモニタリングサイト1000事業と連携して,埼玉県の秩父演習林のブナ林で,ヤマガラの繁殖時期のモニタリングをしてきました。この調査は2010年から継続して実施してきたのですが,ここ2年は,演習… 続きを読む
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カワウはこの数十年の間に分布と個体数が急増しており、全国鳥類繁殖分布調査でもその傾向が捉えられています(図1)。増えたカワウはアユなどの経済魚を捕食することで、特に内水面漁業において被害を訴える声が多くなりました。カワ… 続きを読む
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2022年9月15日,ゴイサギとバンが狩猟鳥獣の指定から解除されました。この2種が狩猟鳥獣でなくなったのは,全国鳥類繁殖分布調査で,顕著に減少していることが明らかになったからです。 減少しているゴイサギとバン バード… 続きを読む
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バードリサーチにもたくさん協力依頼がくるのですが,AIをつかって鳴き声の自動認識をしようという試みが行なわれています。今回,掲載されたのは,サシバの声をAIで自動認識することができたという論文です。 前川侑子・田口華麗… 続きを読む
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8月15日から19日にかけて開催された IOCongress2022(国際鳥類学会議)に参加しました。当初は南アフリカで開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によりオンライン開催とすることが決定し、−7時間の時… 続きを読む
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バードリサーチは4月に事務所を引っ越しました。新事務所は国立駅近のビル。執務スペースはきれいで快適になったのですが,窓からよく見られる鳥は,ドバト・・・以上。スズメ,シジュウカラ,ムクドリ,ヒヨドリなどの普通種はもちろ… 続きを読む
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タンチョウと言えば,釧路湿原など道東の鳥というイメージがあるのではないでしょうか?この地域への集中が保護上の問題点とされ,環境省などによる分散計画が進められています。そして2000年代に入ってから道北で,そして2010… 続きを読む
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インターネット・バードソンは、全国のバードウォッチャーが期間内に見聞きした野鳥の観察記録を野鳥記録データベース「フィールドノート」に登録して種数を競う競技です。 2022年5月21日~6月5日に開催した第7回大会には2… 続きを読む
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もともと冬鳥だったジョウビタキですが,本州中部の山地や中国山地では,局所的ですが定常的に繁殖するようになっています。北海道でも繁殖していますが,東北地方はこれまで分布の空白地帯となっていました。ところが,今年,山形県蔵… 続きを読む