バードリサーチニュース
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回復したハヤブサの分布 ハヤブサは全世界的に激減し,そして復活を遂げた鳥です。1960年代までにハヤブサをはじめとした猛禽類やサギ類など大型の鳥類は有機塩素系農薬の毒性による直接的な死亡,卵殻が薄くなることによるふ化率… 続きを読む
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イワヒバリは、高山帯の岩場の岩の隙間などに営巣し、高山帯に滞在して繁殖する鳥です。バードリサーチでは、昨年の7月から目撃情報の収集をはじめ、登山記録サイトの写真の投稿をチェックして得られた目撃情報と合わせてこれまでに1… 続きを読む
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インターネット・バードソンは、全国のバードウォッチャーが一定期間内の観察を野鳥を野鳥記録データベース「フィールドノート」に登録して種数を競う競技です。 2023年1月1日~15日に開催した第8回大会には361名の方が参… 続きを読む
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2022年1月末に開始した食性データベースの登録件数が 1000件を超えました!情報提供者数も97人で、まもなく100人に到達しそうです。食性データベースは、「鳥の調査研究に興味がある方が誰でも、データベースに情報を蓄… 続きを読む
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鳥の図鑑の中には、生息している標高が図で示されていることがあります。中部山岳では高山帯に生息している鳥が、北海道では低山にもいるということが示されているのですが、しかし、どの鳥がどの山のどの標高にいるのかは、実はあまり… 続きを読む
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トモエガモは体長40cmほどの小型のカモで、雄はその名のとおり顔に鮮やかな巴柄があります。雌は色も大きさもコガモと似ていますが、くちばし付け根の白斑がコガモとの識別ポイントになります(図1)。トモエガモは東アジアだけに… 続きを読む
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セグロカッコウは,インド以東のアジアに生息する鳥で,日本周辺では中国やロシアで繁殖しています。托卵鳥で,オウチュウの仲間,オナガ,アカモズなどに托卵し,宿主の大きさ・分類群の多様さを考えると,いろいろな鳥に托卵する潜在能… 続きを読む
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バードリサーチの設立とともにスタートした季節前線ウォッチは17年目を迎えました。これまで16種の鳥たちをモニタリングしてきましたが,2021年,新たに2種の鳥が加わりました。ツツドリそしてノビタキです。これらの鳥も加わっ… 続きを読む
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全国鳥類繁殖分布調査から1年遅れてスタートした東京都鳥類繁殖分布調査は来たる繁殖期が調査最終年です。この調査の特徴は,全国鳥類繁殖分布調査の20kmメッシュに対して,1kmメッシュと非常に細かいスケールで調査していること… 続きを読む
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10月から始めたムクドリのねぐら調査で、全国のねぐら位置やねぐら被害が起きる時期、環境などこれまでにわかってきたことをご紹介します! 全国のねぐら分布 10月からこれまでに寄せられたムクドリのねぐら位置は110ヵ所になり… 続きを読む