バードリサーチニュース
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鳥の図鑑の中には、生息している標高が図で示されていることがあります。中部山岳では高山帯に生息している鳥が、北海道では低山にもいるということが示されているのですが、しかし、どの鳥がどの山のどの標高にいるのかは、実はあまり… 続きを読む
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トモエガモは体長40cmほどの小型のカモで、雄はその名のとおり顔に鮮やかな巴柄があります。雌は色も大きさもコガモと似ていますが、くちばし付け根の白斑がコガモとの識別ポイントになります(図1)。トモエガモは東アジアだけに… 続きを読む
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セグロカッコウは,インド以東のアジアに生息する鳥で,日本周辺では中国やロシアで繁殖しています。托卵鳥で,オウチュウの仲間,オナガ,アカモズなどに托卵し,宿主の大きさ・分類群の多様さを考えると,いろいろな鳥に托卵する潜在能… 続きを読む
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バードリサーチの設立とともにスタートした季節前線ウォッチは17年目を迎えました。これまで16種の鳥たちをモニタリングしてきましたが,2021年,新たに2種の鳥が加わりました。ツツドリそしてノビタキです。これらの鳥も加わっ… 続きを読む
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全国鳥類繁殖分布調査から1年遅れてスタートした東京都鳥類繁殖分布調査は来たる繁殖期が調査最終年です。この調査の特徴は,全国鳥類繁殖分布調査の20kmメッシュに対して,1kmメッシュと非常に細かいスケールで調査していること… 続きを読む
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10月から始めたムクドリのねぐら調査で、全国のねぐら位置やねぐら被害が起きる時期、環境などこれまでにわかってきたことをご紹介します! 全国のねぐら分布 10月からこれまでに寄せられたムクドリのねぐら位置は110ヵ所になり… 続きを読む
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最近数十年のあいだに、北半球全体でガン・ハクチョウ類の増加が起きています。日本でもこれらの種が増加しているのは禁猟や保護区設定など保全活動の成果であることは間違いありませんが、それに加えて世界各国で個体数増加をもたらし… 続きを読む
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宮城県には何羽のハクチョウがいるのだろう? 2019年1月に、宮城県で企業ボランティア向けのハクチョウの個体数カウント講習会をしました。ハクチョウ類は夜間は安全な水辺をねぐらとして利用し、明るくなると餌場へと飛び立ちま… 続きを読む
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東京は世界で最も開発が進んでいる都市の1つで、都心部(23区)には高層ビルなどが立ち並んでいますが、こういった場所でも鳥類は繁殖しています。それどころが種によっては近年になって都市に進出してきた種もいます。また、東京郊… 続きを読む
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日本は国土が狭いわりには複雑な海岸地形を持つため、世界で6番目の約35,000kmの長い海岸線を持っています。そのうち約13%にあたる約4800kmが砂浜を含む海岸線です。砂浜は、日差しや風を遮るものもなく、潮をかぶるし… 続きを読む