バードリサーチニュース
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現在ほぼ調査が終了し,とりまとめが佳境をむかえている「全国鳥類繁殖分布調査」では,1990年代に比べて小型のサギの多くが減少していることがわかっています。減少率が高い順に,アマサギ,コサギ,ゴイサギ,そしてササゴイです。… 続きを読む
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○英名 Greater Painted Snipe ○学名 Rostratula benghalensis ○分類 チドリ目 タマシギ科 ○羽色 幼綿羽を除く全ての羽衣の翼羽と尾羽にバフ色の水玉模様があり,眼の… 続きを読む
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オオムシクイは日本では北海道知床半島などで局所的に繁殖していると言われていますが,ほかにも繁殖地があるのかどうかなど,その現状はよくわかっていません。オオムシクイの渡りの時期が遅く,繁殖期にさえずりが聞かれたとしても,そ… 続きを読む
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バードリサーチでは、毎年冬に「冬鳥ウォッチ」を行っています。冬鳥ウォッチは、12~2月に皆さんがよく行く探鳥地で観察された、カシラダカ、カワラヒワ、アトリ、マヒワ、イスカ、ハギマシコの6種の最大の群れサイズを報告してもら… 続きを読む
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最近ミサゴを見る機会が増えましたよね。現在まとめている「全国鳥類繁殖分布調査」でも分布の拡がっている鳥の上位にあがっていて,特に内陸部への分布拡大が目立っています。こうした内陸部に進出したミサゴの食性につい… 続きを読む
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時の経つのは速いものです。全国の鳥の分布や過去からの変化を調べている「全国鳥類繁殖分布調査」も,ついに最終年を迎えました。調査を始めてから5年,準備を始めてからはもう7年が経ったのですが,本当にあっという間でした。 … 続きを読む
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カワウは魚を食べたり、糞をしたりします。当たり前ですね。僕らも、ご飯を食べて、トイレに行きます。でも、その当たり前の生活が、人間に嫌がられることがあります。バードリサーチでは、カワウと人との間に起きている軋轢を上手く減… 続きを読む
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調査研究支援プロジェクトの2018年度の調査研究プラン「川はユリカモメの道しるべ?」において、隅田川と鶴見川でユリカモメの飛行経路を調査した放送大学の竹重志織さんが、その前年に神田川で行なった研究の成果が、ORNITH… 続きを読む
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キョウジョシギがほかの鳥の卵を食べることは海外ではよく知られています。しかし,日本では,キョウジョシギが何かの卵を食べたという事例は記録されたことがありませんでした。おそらく,日本ではキョウジョシギは旅鳥なので,鳥の繁… 続きを読む
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宮城県には何羽のハクチョウがいるのだろう? 2019年1月に、宮城県で企業ボランティア向けのハクチョウの個体数カウント講習会をしました。ハクチョウ類は夜間は安全な水辺をねぐらとして利用し、明るくなると餌場へと飛び立ちま… 続きを読む