バードリサーチニュース
-
全文公開
調査方法が確立して,今までその生息すら知られていなかった鳥の状況がわかってくる…。そんな鳥の 1つがシマクイナです。繫みの中に潜み,小さくて目立たない。そんな発見の難しいシマクイナの状況が,プレイバック法により調査できる… 続きを読む
-
全文公開
トモエガモは体長40cmほどの小型のカモで、雄はその名のとおり顔に鮮やかな巴柄があります。雌は色も大きさもコガモと似ていますが、くちばし付け根の白斑がコガモとの識別ポイントになります(図1)。トモエガモは東アジアだけに… 続きを読む
-
全文公開
日本の鳥とその生息環境の変化を明らかにしようと2016年にスタートした全国鳥類繁殖分布調査。ついに調査を完了することができました。これだけ大規模な調査を完了することができたのは,調査に参加いただいた2,106人の皆さんの… 続きを読む
-
全文公開
2018年からバードバス調査を開始し、水場にセンサーカメラを設置する方法と、皆さんにアンケートに回答していただく方法で調査を進めてきました。その中でメジロやシジュウカラなどスズメ目の小鳥が中心に多く観察されていますが、… 続きを読む
-
全文公開
ガンカモ大群のカウントは心が折れそう 今年も秋になり、冬鳥の先陣を切ってガンやカモの仲間が渡ってきました。ガンカモの群れを調査するとき、数百羽でもなかなか大変ですが、もっと大きな群れが飛来する湖沼もあります。そうした大… 続きを読む
-
全文公開
調査研究支援プロジェクトで「ヤンバルクイナの鳴き声収集と環境音からの自動識別」をご支援いただきました森下です。この研究は音声データから作った画像をAIに学習させることで,自然環境音からヤンバルクイナを識別するというもので… 続きを読む
-
全文公開
2030年までに国土の30%を保護区にするという目標を環境省が出しました。現在の保護区は約20%なので,かなり保護区を拡げていく必要があります。 その目玉になりそうなのが「OECM」という制度の導入で,これは民間の土地… 続きを読む
-
全文公開
バードリサーチ調査研究支援プロジェクトでは、鳥類についての調査研究プランを調査の実施前に提出していただき、そのプランをもとに、寄付を募り、集まった寄付をもとに調査や研究を実施する方に支援金を贈呈しています。つまり、企画… 続きを読む
-
全文公開
2019年の春、NHKの自然番組「ダーウィンが来た!」で銀座で子育てをするツバメの取材に協力していた私は、とあるビルの屋上に来ていました。養蜂箱が並べられセイヨウミツバチがブンブン飛び回るこの屋上は、NPO法人銀座ミツ… 続きを読む
-
全文公開
最近は洋上風力発電所の計画も増えてきました。そうした計画の鳥への影響を検討するためには,鳥の分布状況の情報が重要です。陸上についてはバードリサーチが中心になって調査してきた全国鳥類繁殖分布調査の結果など,ある程度の情報が… 続きを読む