バードリサーチニュース
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2018年度よりバードリサーチに加わりました、加藤貴大です。立教大学理学部の卒業研究から鳥類研究を始め、総合研究大学院大学で博士号を取得しました。実家が近かったこともあり、秋田県大潟村で7年間フィールドワークをしました… 続きを読む
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「昔、不忍の池にたくさんカモいたけど、今は全然いないよね。カモって減ってるの?」 とあるセミナーに参加した時に、隣の席のおじさんに聞かれました。「あーそれはカモに餌をあげるのをやめたからだと思いますよ。」と返すと、納得… 続きを読む
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2018年2月25日に谷津干潟自然観察センターにおいて、やつひがたサイエンスカフェ「極北のハマシギ訪ねて三千里」で話題提供してきました。このイベントは、ラムサール条約の採択を記念する2月2日「世界湿地の日」にあわせ、谷… 続きを読む
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2016年にスタートした全国鳥類繁殖分布調査。2年目を終え,約半分のコースを調査することができました。 1年目の調査からは大型の魚食性の鳥類の分布拡大と小型の魚食性鳥類の縮小,そして外来鳥の分布拡大と夏鳥の復活が見え… 続きを読む
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日本で越冬する二種のハクチョウ類のうち、オオハクチョウは湿地を好む習性が強く、浅海域に生育するアマモや湖沼の水草類を好んで食べます。他方のコハクチョウは水田を餌場にすることが多く、稲の落ち籾や二番穂、水田に生える雑草な… 続きを読む
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ホシガラスから始まる高山の鳥のモニタリング バードリサーチでは、2017年からホシガラスの分布状況の調査を実施しています。この調査では、アウトドアメーカーであるモンベルの協力を得て一般の登山者の方たちにも呼びかけて目撃… 続きを読む
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2016年11月に伊豆沼・内沼でGPSを装着したオオハクチョウの移動を追跡したデータが公開されました。 植田睦之・嶋田哲郎・内田 聖・杉野目斉・高橋佑亮・時田賢一・三上かつら(2018)GPS 発信機で追跡したオオハクチ… 続きを読む
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外来鳥というと何を思い浮かべますか? コジュケイ,ガビチョウ,ソウシチョウ,コブハクチョウあたりでしょうか? 関東の人はホンセイインコ,関西の人はハッカチョウなども思い浮かびますよね。そんな外来鳥に新たな1種が加わるか… 続きを読む
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オオタカが種の保存法から解除 2017年9月21日。オオタカが種の保存法に基づく「国内希少野生動植物種」から解除されました。かつてオオタカはレッドリストにおいて「絶滅危惧II類(危急種)」でした。それが「… 続きを読む
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鹿児島県出水市の干拓地はナベヅルとマナヅルの越冬地として有名な場所ですが、越冬数が1万羽以上と多く、正確な個体数を数えることが難しくなってきています。また、高病原性鳥インフルエンザが発生すると、調査の中心になっている中… 続きを読む