バードリサーチニュース
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日本で越冬する二種のハクチョウ類のうち、オオハクチョウは湿地を好む習性が強く、浅海域に生育するアマモや湖沼の水草類を好んで食べます。他方のコハクチョウは水田を餌場にすることが多く、稲の落ち籾や二番穂、水田に生える雑草な… 続きを読む
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鹿児島県出水市の干拓地はナベヅルとマナヅルの越冬地として有名な場所ですが、越冬数が1万羽以上と多く、正確な個体数を数えることが難しくなってきています。また、高病原性鳥インフルエンザが発生すると、調査の中心になっている中… 続きを読む
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2017年12月10日にモニタリングサイト1000シギ・チドリ類調査の交流会を広島市内で開催しました。 第14回目となる本交流会ですが中国地方では初めての開催となります。講演は9題、ポスターは5題あり、参加者約30名と交… 続きを読む
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流行の発信地東京。カツ丼の発祥の地も東京です(福井という説もあります)。人の流行だけでなく,コゲラの市街地侵出や猛禽類の都市での繁殖など鳥の変化も,他の地域に先駆けて見られています。都市化が進み,その反省から緑地整備が… 続きを読む
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魚を食べて生きているカワウは、近年個体数が回復し分布を広げてきたため、漁業被害が訴えられるようになってしまいました。そのため、カワウによる被害を軽減させる取り組みが各地で行われています。バードリサーチでも、カワウと人間と… 続きを読む
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毎年秋に開催しているバードリサーチ大会。今年はマガンの名所「宮島沼」がある美唄市で 9月30日に開催しました。参加者は約40名で、都市部で開催するときの大会ほど大勢ではありませんが、15名の皆さんから発表があり、いろんな… 続きを読む
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昨年からはじまった「全国鳥類繁殖分布調査」。1970年代と90年代に調査が行なわれた全国約2300のコースを調査し,全国の鳥の分布図を描こうとしています。ニュースレターでもご紹介しましたが,ここまでに得られた結果から,… 続きを読む
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バードリサーチなどのNGOは全国鳥類繁殖分布調査の一環として、2017年から東京都鳥類繁殖分布調査を実施しています.東京は世界有数の都市部や亜高山帯、伊豆諸島から亜熱帯地域の小笠原諸島など、面積は小さいながら様々な環境… 続きを読む
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2020年の完成を目指して調査を進めている全国鳥類繁殖分布調査。順調に調査が進んでいます。先日のニュースレターでは,全国的な傾向とは逆に,北海道ではオオヨシキリの分布が拡大していることなどを紹介しましたが,今回は東日本… 続きを読む
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砂浜で調査をしていると、多くの人に出会います。漁師さん、散歩する人、サーファー、海水浴客などなど目的はそれぞれですが、海の近くは人を寄せるものがありますね。 さて、シロチドリに寄せられて砂浜で調査している私たちは、今… 続きを読む