バードリサーチニュース

  • 鳥たちはなぜ、時には数千kmもの長距離を移動するのでしょうか。現存する約9,300種の鳥類のうち、約15%が繁殖地と越冬地を行き来する「渡り」を行うと言われています。その神秘性は、多くの研究者やバードウォッチャー達の関心… 続きを読む

  •  今年の8月30日、宮城球場で行われた楽天×西武の試合中にアカエリヒレアシシギの群れが飛び回り、試合が中断したことがありました(こちらに動画があります)。アカエリヒレアシシギが球場の照明に引き寄せられた例は過去にもあって… 続きを読む

  • ガン類は北米、ヨーロッパ、そして東アジアで急速に個体数が増加しています。日本で越冬するマガンは1970年1月調査の約4,000羽から2016年1月には約18万羽にまでなりました(図1)。日本のマガンは収穫後の水田に残る落… 続きを読む

  •  道具を使う動物は、かつては人間だけだと考えられていましたが、動物行動の研究が進むにつれ、人間以外の動物も道具を使うことが明らかになってきています。鳥類では、ガラパゴスに住むキツツキフィンチなどが道具を使う鳥として知られ… 続きを読む

  • 今年もガンカモ類が渡ってくる季節になりました。私たちは日本へ渡ってくる鳥だけに関心を向けがちですが、東アジアのガンカモ類は、繁殖地のロシアと越冬地である日本・韓国・中国を行き来する渡り鳥です。お隣の韓国と中国の越冬状況は… 続きを読む

  •  海面に浮いて休息するオオミズナギドリは、海流に流されるため、オオミズナギドリに装着されたGPSの位置データの軌跡から、その場の詳細な海流を知ることができます(Yoda et al. 2014)。このように、動物を利用し… 続きを読む

  •    某有名映像制作会社で最近アニメ化されたシギのモデルと思われるミユビシギ(図1)。世界中に広く分布し、南半球から北極圏までの長距離の渡りをしますが、その渡りルートや生態はこれまでよくわかっていませんでした。… 続きを読む

  • 幼少期に自然体験があった人は環境保全意識を持つ傾向にあるということが、欧米では多くの研究から示されているようです。読者の皆さんにも、子供時代に自然体験があったおかげで、自然観察を趣味にしていたり、自然を守りたいという考え… 続きを読む

  •  裸地環境に営巣するシロチドリやコアジサシでは、繁殖期の暑い時期、抱卵している親鳥や卵、ヒナは高温によるストレスを受けています。親鳥が腹部を濡らす行動や、濡れたまま巣に戻る行動が知られていますが、この腹濡らしが、卵を冷や… 続きを読む

  •  島での進化と聞いて,どのようなものを想像するでしょうか?島ではヤンバルクイナのように飛べなくなることもあれば,ガラパゴスフィンチのように嘴の形態が多様化することもあります.あまり知られていない島での進化の一つにメラニズ… 続きを読む