バードリサーチニュース

2019年 バードリサーチ年報の表紙写真コンテストを開催しました

【その他】
著者:佐藤望

 あっという間に2019年も12月となりました。12月後半に会員の皆さまにお送りしているバードリサーチの年報が、今年ももうすぐ完成します。年報の表紙に使用している写真は昨年から写真コンテストを開催して募集しています。

今年も10月に「青」というテーマで募集したところ、76点の作品が集まりました。たくさんのご応募、ありがとうございました。厳正な審査を行いました。入賞作品が決まりましたのでお知らせします。

最優秀作品:「黄昏時」(コミミズク)小野安行氏
優秀作品:「エラブの海とイソヒヨドリ」(イソヒヨドリ) 田中伸一氏
佳作:「沖ノ太夫」(アホウドリ) 園村茂夫氏
佳作:「駿河湾・春の渡り」(オオミズナギドリ) 植本義一氏
佳作:「紅葉の中で」(カワセミ)紅林重光氏
佳作:「ブルーアイ」(ハシボソガラス) 辻啓子氏
佳作:「飛翔」(ベニアジサシ) 嵩原建二氏
佳作:「寄せる波を物ともせず」(ミユビシギ) 鶴見直也氏
佳作:「憧れの鳥・ヤマショウビン」(ヤマショウビン) 新井清雄氏

最優秀賞の小野さんにはモンベルとバードリサーチのコラボTシャツを、優秀賞の田中さんにはバードリサーチ代表植田が監修した「日本の野鳥 さえずり・地鳴き図鑑」をそれぞれ贈呈させて頂きます。

 また、年報の記事に使用する写真も多数、ご提供頂きました。ありがとうございます。すべての写真を掲載する事ができなくて恐縮ですが、お蔭様で今年の年報も華やかになりました。

12月の後半には年報が皆様のお手元に届くと思います。2019年の活動内容と共に美しい写真も是非、お楽しみください。

それでは、受賞者の皆様から頂いたコメントと主に入賞作品をご覧ください。

「黄昏時」小野安行さん

「この度は年報写真コンテストにおいて素晴らしい賞を頂き誠にありがとうございます。 この写真は、2015年近隣の河川敷に多数のコミミズクが飛来し話題になった時に撮影したものです。 常日頃は単独で探鳥、撮影しているのですが、この時ばかりはコミミズクの魅力に負けて行ってしまいました(笑) 日が沈み始めると黄昏の空に遠くの街明かりが浮かび上がり幻想的な絵になりました。 この賞を励みにして、野鳥写真のみならず野鳥情報提供等の協力も頑張っていきたいと思います。 ありがとうございました。」

 


「エラブの海とイソヒヨドリ」田中伸一さん

「写真は鹿児島県沖永良部島の海岸線で撮影いたしました。沖永良部島はNHK大河ドラマの「西郷どん」のロケ地にもなった美しい島です。島は多くの鳥が渡りますが、当地ではイソヒヨドリは留鳥で美しい姿と鳴き声をいつも楽しませてもらっている大好きな鳥です。」

 


「沖ノ太夫」園村茂夫さん


「アホウドリに会うため定期船で観察を始めて10年程になりますが、ここ数年成鳥に出会う確率が急増しました。保護に携わった方々の並々ならぬご苦労で、誰でもアホウドリに出会えるようになったことはとても嬉しいことです。」

 

「駿河湾・春の渡り」植本義一さん

「駿河湾での春の渡りを観察するクルーズ船に乗り、たくさんのオオミズナギドリの渡りに出会えました。オオミズナギドリの乱舞するありさまは、テレビで見るアリューシャンマジックを見ているようで圧巻でした。」

 

「紅葉の中で」紅林重光さん

「神奈川県の公園で撮影しました。狙って行ったわけではなく、紅葉が綺麗だなと思っていたら「チィー」という声とともにカワセミが目の前にとまりました。こんな場面に遭遇したのは初めてで鳥肌が立ちました。今回佳作に選んでいただきましてありがとうございました。コンテストに随分応募しましたがほとんどが落選。これを励みに一層精進したいとおもいます。ありがとうございました。」

 

「ブルーアイ」辻啓子さん

「京都御苑の帰り道、石垣の影で、ハシボソガラスの幼鳥が1羽、 ぼんやりと空を見ているのを見つけました。 親鳥が来てくれるのを、待っていたのかもしれません。 まるで空の色を映したようなブルーの虹彩がとても印象的でした。」

 

「飛翔」嵩原建二氏さん

「作品をこうした写真コンテストにはそう出すことはなかったので、佳作に選定していただき、感謝しています。ベニアジサシは夏鳥としての渡来で、沖縄の青い夏空と白い羽のコントラストを表現しました。」

 

「寄せる波を物ともせず」鶴見直也さん

「打ち際の岩に付いた海藻を食べるミユビシギ。多少の波は受けるがままに、黙々と食事に勤しんでいます。ミユビシギと弾ける青い波が爽やかで印象的でした。」

 

「憧れの鳥・ヤマショウビン」新井清雄さん

「赤いアカショウビンを撮影したので、今度は青いヤマショウビンを撮影したく、舳倉島や台湾などへ恋しさつのり出かけたが中々出逢えず、4年目にやっと逢えた。」