バードリサーチニュース
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著者の夏川さんたちは,生物が好適な生息場所を選ぶにあたって,土地表面の利用状態や植生(土地被覆)の重要性は,それが位置する土地の地形(標高や傾斜)によって異なり,その相互作用によって重要性が異なると考えました.そこで,… 続きを読む
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日本のイヌワシの個体数減少と繁殖成功率低下の問題に対し、全国規模で繁殖地の環境要因を分析した研究成果が公開されました。著者の木本さんらは、GISを用いて落葉広葉樹林面積、地形傾斜、道路からの距離、林業活動など6つの指標… 続きを読む
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前回のニュースレターでは、食性データベースに登録数の多い方たちの観察方法を紹介しました。今回は、同じく登録数が多く、いつもフランス語の文献を翻訳して送ってくださる菊地有子さんから、食性データベースに関連する内容の翻訳記事… 続きを読む
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頂点捕食者は自然環境のシンボルとして,保全の対象となってきました.例えば,開発地の現地調査でオオタカが確認されれば,注目され,重点的な調査が必要となります.それはなぜでしょうか.頂点捕食者であるオオタカを支えている環境… 続きを読む
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従来、オオタカは人による攪乱に敏感で、人の活動が少ない地域で繁殖する種と考えられてきました(Kenward 2006)。しかし、近年、日本や欧州では都市部で繁殖を行うようになり(Kenward 2006; Natsuk… 続きを読む
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当たり前のことを言うようですが、鳥が花の蜜を吸えるのは、花が蜜を分泌するからです。それでは、花はなぜ蜜を分泌するのでしょうか?…それは、蜜を目当てに花に訪れる鳥や虫たちに、花粉をつけて運んでもらうためです。植物は花粉を… 続きを読む
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全国的なカワウの増加によって内水面漁業でのアユの食害が問題になっており、各地でカワウの被害対策が実施されています。バードリサーチでは、カワウの生息状況や被害状況についての基礎調査や技術開発、それに基づく計画の立案などを行… 続きを読む
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2017年度の調査研究支援プロジェクトでご支援いただいた澤田明と申します。その節はご支援いただきありがとうございました。改めて皆様にお礼申し上げます。調査研究プラン「南大東島に暮らす亜種ダイトウコノハズクの将来設計 産… 続きを読む
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最近数十年のあいだに、北半球全体でガン・ハクチョウ類の増加が起きています。日本でもこれらの種が増加しているのは禁猟や保護区設定など保全活動の成果であることは間違いありませんが、それに加えて世界各国で個体数増加をもたらし… 続きを読む
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北海道大学大学院生の北沢さんなど若手研究者が自分たちの野外調査の結果に,バードリサーチが中心となって行なっている全国鳥類繁殖分布調査のデータなども合わせて,アカモズが激減している現状を明らかにしました。その論文が Bir… 続きを読む