バードリサーチニュース

2021年報表紙 写真コンテストの結果

【活動報告】
著者:守屋年史

バードリサーチの活動報告である年報の表紙写真に会員の方の写真を採用したいということで、毎年テーマを設定して写真コンテストを開催し決定しています。

今年は「水鳥」というテーマで募集したところ、162点の作品をご応募いただきました。
多数のご応募、ありがとうございました。
素晴らしい作品が多く、選者であるバードリサーチ各員が、お気に入りの写真を推したので選定数を増やし、最優秀1点、優秀2点、佳作6点とすることにいたしました。厳正!な審査の結果をお知らせします。

○最優秀作品:「嘴と水面」(ハマシギ)瓜田 英司 氏
○優秀作品:「懸命に生きるウミネコたち」(ウミネコ)大橋 正明 氏
○優秀作品:「花の色は うつりにけりな」(カワウ)染谷 隆司 氏
○佳作:「投網を見つめるコサギ」(コサギ)神戸 宇孝 氏
○佳作:「水面に映るタカブシギ」(タカブシギ)黒木 奈津子 氏
○佳作:「カツオドリとカワウ」(カツオドリとカワウ)三間 久豊 氏
○佳作:「おやすみなさい」(コガモ)染谷 カーシャ 氏
○佳作:「浮遊式発電板的湖面」(アオサギ)多田 英行 氏
○佳作:「ギガントかわゆす☆キリアイたん」(キリアイ)内田 耕平 氏
(アルファベット順)

 最優秀賞の瓜田さんの写真は表紙を飾っていただき、賞品として「高山の鳥Tシャツ(来年度新作デザイン:準備中)」を、優秀賞の染谷さんと大橋さんには、先日発行した冊子「全国鳥類繁殖分布調査報告-日本の今を描こう-」をそれぞれ贈呈いたします。
 以下、入賞作品と受賞者の皆様から頂いたコメントを紹介します(写真をクリックすると大きく表示されます)。

 

「嘴と水面」瓜田 英司 氏
 コメント:この度は最優秀賞をいただきありがとうございます。今回、評価をして頂いたことは今後の野鳥観察、野鳥撮影の励みになります。このときのは夕暮れの静寂の中、たった一羽だけハマシギがいました、私はストレスを与えないよう、うつ伏せになりファインダーを覗きます、そうすると野鳥目線でしか気が付かない色々な表情や仕草を見れます、このハマシギは一羽だけだった事もあり、とても印象に残っている子でした。これからも自然を大切に野鳥や動物と向き合って頑張りたいです。

「懸命に生きるウミネコたち」大橋 正明 氏
コメント:優秀賞ありがとうございます。この写真は、北海道の天売島に遠征した時に撮影しました。天売島というとウミガラス、ウトウ、ケイマフリが有名ですが、それより、海上で繰り広げられるウミネコたちが懸命に小魚を捕らえる情景に一番感動しカメラを向けました。

「花の色は うつりにけりな」染谷 隆司 氏
コメント:取り込んだ画像を見た時に、小学生の時に覚えた百人一首 小野小町のこの歌がふと頭に浮かびました。カワウの紺碧、手前の枝の黄浅緑、水面に映る紅藤と、光の反射による「無」を主張する白が、いかにも【 和 】の彩り、そして朝方までの激しい風雨で散ってしまった木花から、この和歌を連想させた様です。この度は優秀賞にお選びいただきまして誠に有難う御座います。

「投網を見つめるコサギ」神戸 宇孝 氏
コメント:この度は佳作に選んでいただき、ありがとうございます。光栄に思います。満ち潮で採食場所が深くなって杭に避難してきたコサギの奥で投網が始まり、うらやましそうに見つめている様子がとてもおもしろかったです。

「水面に映るタカブシギ」黒木 奈津子 氏
コメント:撮影時の状況は、ある晴天の日、青空が綺麗に休耕田に映りこんでるのを見ていたら、そこにちょうどタカブシギがトコトコと歩いて来るの発見。カメラを持参していたので、その姿が可愛すぎてすぐさまシャッターを切りました。その瞬間を切り取った1枚です!この写真を佳作に選んで戴けた事本当に嬉しく思っております。この事を励みに、さらに野鳥魅力をもっと引き出せるような写真を撮影できるよう、頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました! 

「カツオドリとカワウ」三間 久豊 氏
コメント:朝の堤防は騒がしく、若いカツオドリはカワウのカップルに応戦中です。

「おやすみなさい」染谷 カーシャ 氏
コメント:ギリギリ暗くなるまで探鳥をした後の帰路の途中で、周りの静けさに誘われて眠そうなコガモがいました。これから渡の旅なんだなと思い、音をたてないようにしていたら深く寝たようで、一安心。

「浮遊式発電板的湖面」多田 英行 氏
コメント:生物への悪影響も危惧されているフロート式メガソーラーですが、アオサギなど適応力の高い鳥は、湖面での採餌時の足場としてちゃっかり利用しています。

「ギガントかわゆす☆キリアイたん」内田 耕平 氏
コメント:ふと目を向けた水溜りにキリアイが1羽。むほっ、最高だぜ、、。そう呟いたか呟かないうちに僕は腹這いになって夢中でシャッターを切っていました。沢山のシギチを支えられる環境があるからこその至福のひと時です。どうかそのような環境がこれ以上失われないことを願います。

 

【年報記事の写真】
年報内の記事で使用する写真についても、下記ご提供頂きました。
感謝申し上げます。

アカショウビン:三木 敏史 氏
イワツバメ:中山 厚志 氏
ウグイス:北尾 祐介 氏
カワウ:西 眞史 氏
コハクチョウ(標識付):石橋 隼 氏
ムクドリ(群れ):髙木 昌興 氏
メジロ:高橋 ゆう 氏
ヤマガラ:染谷 隆司 氏

12月中旬ごろには年報が皆様のお手元に届く予定です。2021年の活動報告とともに写真もお楽しみください。

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