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標高により違う雄の攻撃性 ~ あまり攻撃的でない高標高地のタヒバリの雄 ~

野鳥の不思議解明最前線 No. 119 【野鳥の不思議】
著者:植田睦之
渡り前に食物を探すタヒバリ。標高の低い場所に帰っていくのだろうか,それとも高い場所? 撮影:三木敏史

渡り前に食物を探すタヒバリ。標高の低い場所に帰っていくのだろうか,それとも高い場所? 撮影:三木敏史

 

 もう夏も終わりです。今年は夏山には行きましたか? 山の上から街を見下ろすとちょっと大きな気持ちになれます。「下々の者たちは豊かに暮らせているだろうか?」慈悲深い領主にでもなった気分。そういう気分の問題というわけではないですが,標高の高い場所で繁殖しているタヒバリは,侵入者に対して大らかに (?) 接しているという論文があったので紹介したいと思います。

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紹介した論文
Bastianelli G,Seoane J, Álvarez-Blanco P & Laiolo P (2015) The intensity of male-male interactions declines in highland songbird populations.  Behav Ecol Sociobiol 69: 1493-1500.