バードリサーチニュース
-
全文公開
鳥の観察していると,その鳥が見たことのない行動をとって驚くことがあります。ぼくもツミを見ている時に,急にツミが目の前の地面に降りてきて,翼をひろげてうずくまってしまったのを見て驚いたことがありました。ハトの日光浴と似て… 続きを読む
-
全文公開
ハジロ類のスズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロは、全国で越冬している身近な潜水ガモです。潜水ガモ類全体では海洋性の種が多いのですが、ハジロ類は陸地と沿岸部に生息していて、食物にしている貝や無脊椎動物の多い浅い水域が大規… 続きを読む
-
全文公開
北米の鳥の個体数が1970年頃から29%も減少した(Rosenberg et al. 2019)という論文が様々なニュースで紹介されていたのをご覧になった方も多いのではないでしょうか? 日本ではどうなのでしょうか? … 続きを読む
-
全文公開
9月13~16日に帝京科学大学千住キャンパスで開かれた日本鳥学会2019年度大会に参加してきました。北千住駅から会場までは徒歩20分ほどかかりましたが、暑さも落ち着いてきた中、東京の下町の商店街をぶらぶらしながら会場に… 続きを読む
-
全文公開
2016年にスタートした全国鳥類繁殖分布調査は4年目のシーズンを終えました。皆さんのご協力のおかげで2022コースの調査結果が届き,全体の86%のコースの調査が終了しました。 これまでのニュースレターでは,夏鳥や外来… 続きを読む
-
全文公開
春から夏にかけて、かわいいヒナを連れたカルガモ家族は大人気。でも、ヒナの数は日に日に減ってしまいます。いったいどのくらいのヒナが成鳥になれるのでしょう? ヒナたちの無事を願いながら見守る「カルガモ・サバイバル調査」の結… 続きを読む
-
全文公開
今年の春、突如降り出した豪雨時に、ふと事務所のベランダを見ると、積み上げられた段ボールの上で雨宿りしているヒヨドリが目に入りました。ふと、森林性の小鳥の雨宿りについて、なにか論文になったものはないかと思い、探してみたの… 続きを読む
-
全文公開
「日本の鳥の卵と巣の図鑑」が9月に発行されます。研究者が調査の際に撮影した鳥類の巣や卵の写真145種が掲載されています。ぼくもアジサシの卵の写真を提供したので,たぶん載っているんじゃないかと思います。卵の写真が掲載され… 続きを読む
-
全文公開
陽が沈み,夕焼けも力をなくし,とっぷりと暮れてきたころ,池からカモたちが飛び立ち始めます。続々と。彼らはいったいどこへ行くのでしょうか? これまで,カモは夜間に,おそらく,水田で採食しているだろうと考えられてきました… 続きを読む
-
全文公開
私が共著者に加わっている論文がプレプリントサーバーのBioRvixで公開されました。プレプリントサーバーは受理されていない段階の論文を公開する仕組みで、生態学ではまだ少ないようですが、科学界全体では多くの論文がプレプリン… 続きを読む