バードリサーチニュース

  •  ガンカモ類の飛来数が非常に多かったり、湖沼が広くてガンカモ類が岸から遠くにいるなどで目視による個体数調査が難しい生息地で、ドローンを使った空撮写真からガンカモ類の数を調べられないか試行調査をしています。今年の秋の調査で… 続きを読む

  • ○英名 Eurasian Collared Dove  学名 Streptopelia decaocto  ○分類 ハト目 ハト科 ○鳴き声 「クッ,クー,ク」と2拍目が強い3拍子で鳴く.ディスプレイ飛翔時などに「ウーッ… 続きを読む

  •  鳥の生息状況を調べる方法として、ICレコーダーなどをフィールドに設置して、毎日自動で鳥の声を録音し、後でそれを回収して聞き取り、鳥類相やさえずり頻度の季節変化を調べる方法があります。頻繁に通うことができない場所の調査が… 続きを読む

  •  「バイカルでは,1990年までは一番バンディングされる鳥だったのに今は年に数羽しかとれない」「サハリンの南部からはいなくなった」「カンボジアでは,まだ水田や湿地で越冬しているが,食料として捕獲されているようだ」。201… 続きを読む

  •  道具を使う動物は、かつては人間だけだと考えられていましたが、動物行動の研究が進むにつれ、人間以外の動物も道具を使うことが明らかになってきています。鳥類では、ガラパゴスに住むキツツキフィンチなどが道具を使う鳥として知られ… 続きを読む

  •  シロチドリの生息圏全体を考えた保全をすすめるため、九十九里浜で繁殖しているシロチドリがどこで越冬しているか、カラーリング付きのシロチドリの観察情報を集めて調査しています。昨年の繁殖期(4月~ 7月)に九十九里浜で35個… 続きを読む

  • ○英名 Stejneger’s stonechat  学名 Saxicola stejnegeri  ○分類 スズメ目 ヒタキ科 ○鳴き声 雄は,木や小高い草のてっぺんのソングポストに止まり,「ヒュルヒヨーヒー」などよく… 続きを読む

  • 全文公開

     研究者のあいだでは「鳥と人とは違うんだから擬人化して考えてはいけない」とよく言われます。でも何か考えようとしたとき,自分の身に置き換えた方がうまく考えられることもあります。今回 Bird Research誌に掲載された… 続きを読む

  • 今年もガンカモ類が渡ってくる季節になりました。私たちは日本へ渡ってくる鳥だけに関心を向けがちですが、東アジアのガンカモ類は、繁殖地のロシアと越冬地である日本・韓国・中国を行き来する渡り鳥です。お隣の韓国と中国の越冬状況は… 続きを読む

  •  9月16~19日に北海道大学で開かれた日本鳥学会大会に参加してきました。 9月の連休ということで、空港も札幌の街中も観光客であふれていました。オータムフェスタでにぎわっている大通公園の街路樹も少し色づいてきて、北海道の… 続きを読む