「日本の鳥の卵と巣の図鑑」が9月に発行されます。研究者が調査の際に撮影した鳥類の巣や卵の写真145種が掲載されています。ぼくもアジサシの卵の写真を提供したので,たぶん載っているんじゃないかと思います。卵の写真が掲載された書籍には「清棲図鑑」がありますが,標本写真のみなので野外での雰囲気はわかりません。また,大阪市立自然史博物館の「日本鳥の巣図鑑」もありますが,こちらは巣だけで卵の写真はありません。これまでにない貴重な資料と思います。
日本産鳥類の卵と巣
内田博/著
まつやま書房/発行
2,500円
以下,著者の内田さんからの紹介です。
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埼玉のヒゲと大きな笑い声の内田です。「日本産鳥類の卵と巣」を,多くの友人の協力を得て,自費出版で出すことになりました。主に新鮮な巣内の卵を写真で見られるようにしてあります。資料性を大事にして,卵模様や巣の形状などを種毎に,できるだけ複数の画を提示し,卵の測定値や鳥の体重、簡単な生態なども書き込みました。扱ったのは外来種も含め145種です。
この本をバードリサーチの会員の方には2,500円のところを特別に2,000円+送料で販売します。
また,2019年9月13日から帝京科学大学開催される2019年の鳥学会大会時には実物を持って行きますので,ご覧いただくことも可能です。その際に手渡しすることも可能です。内田を見つけたら声をかけてください。
学会での受け取りを希望される方も,郵送での販売を希望される方も,こちらからご注文下さい。
http://www.bird-research.jp/1/tamago.html