オリンピック盛り上がってますね。オリンピックともなると選手の海外メディアへの対応も大変そうです。体操の内村航平さんは記者からの皮肉もうまく切り返したりしていました。世界で活躍するにはそうとうの英語力が必要そうです。でも,練習に忙しいアスリートの皆さんはどうやって英語を学んでいるのでしょう? やっぱり英語を聞き流すだけのスピードラーニングなのでしょうか?(石川遼さんだけ?)
バードウォッチャーも鳥の声を学ぶ必要があります。特に姿を見つけにくい山の鳥では,声がわかるかどうかですべてが決まるといっても過言ではないからです。では忙しいバードウォッチャーはどうやって鳥の声を学べばよいのでしょうか? そう,スピードバーディングです。
http://www.bird-research.jp/1_shiryo/koeq/speedb.html
今回作ったこの教材(mp3ファイル)は,鳥の声がながれて,そのあとに種名を教えてくれるものです。スピードラーニングが流行った頃から,ネーミング先行で作りたいと思っていたのですが,宮崎敬さんに協力していただき,ようやく完成させることができました。
身近な鳥編,水辺・草原の鳥編,山の鳥編(1・2)の4つをリリースしました。それぞれ6分ほどの教材です。聞き流して頭に鳥の声を流し込む 受動的6分間を過ごすも良し,クイズ的に答えを考えながら聞く 能動的6分間を過ごすも良し。鳥の声を覚えたいという方は,ぜひ聞いてみてください。
まずは覚えておくと便利な鳥を中心に初級中級向けに作りましたが,中上級者向けの「地鳴き版」とかも作ってみようと思っています。また,いつも同じ順番で再生されるのではなく,ランダム再生されるようにしたいな,とも思いますし,YouTube版をつくって,種名を教えてくれる時にその種の写真がでるようにしたら初心者には良いかなと思ったりもしています。技術的にぼくではできない部分もあるので,お手伝いいただける方がいたら,ぜひ植田(mj-ueta@bird-research.jp)までご連絡ください。