バードリサーチニュース

ウ類国際シンポジウム報告 カワウとのつきあい方

バードリサーチニュース2015年10月: 【活動報告】
著者:加藤ななえ 高木憲太郎 熊田那央

 2015年7月25日に滋賀県の琵琶湖博物館ホールにおいて開催された、国際シンポジウム「カワウとのつきあい方~アメリカ・ヨーロッパの取り組みから考えるウの管理~」(主催 環境省・後援 滋賀県)の事務局として運営してきました。

 このシンポジウムでは、これまで日本で行われてきたカワウによる被害問題への取り組みを振り返るとともに、日本と同じようにカワウが問題になっているヨーロッパと、カワウの近縁種であるミミヒメウ(図1)が問題となっているアメリカから研究者を招き、日本の研究者も含めて6名の方からその歴史や課題について紹介していただきました。

 アメリカとヨーロッパ、そして日本も、ウ類と人との間に起きてきた軋轢の内容や経緯はよく似ています。問題が起きてきた背景には、短い期間にウ類の個体数が急増(回復)したという状況があります。そして、管理を科学的に進めていくために必要なモニタリングや、立場の異なる関係者による協議の必要性が語られました。各演者の講演内容をご紹介します。

ミミヒメウ

図1.ミミヒメウ

 

 

 

 

 

 

 

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