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腹黒いチャバラカササギビタキ ~小さい島々で有利な腹黒さ~

【論文紹介】
著者:小島みずき
写真.左が通常のチャバラカササギビタキ,右が小さい島での黒化個体.まばらに黒と茶がまざった中間型の個体もいる. Photo by J. Albert C. Uy

写真.左が通常のチャバラカササギビタキ,右が小さい島での黒化個体.まばらに黒と茶がまざった中間型の個体もいる. Photo by J. Albert C. Uy

 島での進化と聞いて,どのようなものを想像するでしょうか?島ではヤンバルクイナのように飛べなくなることもあれば,ガラパゴスフィンチのように嘴の形態が多様化することもあります.あまり知られていない島での進化の一つにメラニズム(黒化現象)というものがあり,これは文字通り体色(鳥の場合は羽)が黒くなる現象です.そのメラニズムについて海外で面白い論文があったのでご紹介します.

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引用文献
Uy J.A.C. & Vargas-Castro L.E. 2015. Island size predicts the frequency of melanic birds in the color-polymorphic flycatcher<em> Monarcha castaneiventris</em> of the Solomon Islands. Auk 132: 787-794.